「祖父がくれた1万1千円の思い出。お金の現在価値と将来価値! 私が1000円を大金だと認識する理由」 - 株と生きたかった

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「祖父がくれた1万1千円の思い出。お金の現在価値と将来価値! 私が1000円を大金だと認識する理由」


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お金の価値は時間軸で捉えよう!


 Hi!ヤッホー!こんにちは。kabuiki1989です。
「節約貯金より投資を」というキーワードは資本主義社会を生きる我々にとって、お金にまつわる最重要事項なわけですが、「節約貯金ができない人に、そもそも投資ができるはずがない」と感じている今日この頃です。最も優れた貯金方法は収入を増やし、支出を減らすことです(収入−支出=貯金)。ダイエットと同じです。痩せたかったらカロリー摂取量を減らし、運動する(摂取kcal−消費kcal=体重変化)ことが最短の道なのです。
 節約貯金ができる人とできない人の差は、お金の価値を時間軸で捉えているかどうかという点に尽きます。
 節約ができない人、無駄な出費を繰り返す人は、お金は未来永劫一定の価値だと信じています。一方で節約ができる人、無駄な出費をしない人は、お金の現在価値と将来価値を本質的に理解している(恐れているとも)と言えます。
 お金の価値は一定ではありません。お金には常に時間という軸が付いて回ります。本日はお金の現在価値と将来価値について見ていきたいと思います。





お金の現在価値と将来価値とは?


 まず、前提としてお金は時間軸の上に乗せて考える必要があります。いま貰う100万円と、50年後に貰う100万円では感覚的に価値が異なると思います。多くの人は50年後に貰う100万円より、いま貰う100万円の方が価値があると思うはずです。いま貰った方が、何かと用途も広そうで役に立ちますよね。これが「感覚的な」お金の現在価値と将来価値です。
 では、お金の現在価値と将来価値について、「数値的」に見ていきましょう。お金には資本機能(過去記事参照:「お金が持つ資本機能とは?」)があります。つまり、お金は利息や配当等でキャッシュを生み出すのです。この仕組みがある以上、お金は時間軸で比較する場合、価値が異なってくるのです。
 具体例を見ていきましょう。年利5%の場合、いま貰う100万円は1年後に105万円になっています。だから、いま貰う100万円の方が将来貰う100万円より、数値的にも価値が高いと言えるのです。では、1年後に貰える100万円は現在価値に直すといくらになるでしょう?簡単ですね。答えは95万2381円です。1年後に貰える100万円は現在価値では95万2381円にディスカウントされるのです。


私が1000円を大金だと認識する理由


 1000円はみなさんにとって大きい金額ですか?小さい金額ですか?
 1000円と言えば、都心で食べるランチにドリンクを付けたら、直ぐに消えて無くなってしまう金額です。先ほどのお金の現在価値と将来価値の話を踏まえると、1000円と言えど将来価値的に無視できない金額になるのはおわかりだと思います。
 例えば平均年利20%運用をする優秀な投資家がいたとして、その1000円の50年後の将来価値は約910万円です。その人にとって、現在都心で食べているランチは、50年後の将来価値で計算すると一食910万円にもなるのです。贅沢の極みですね笑


無駄にできるお金は1円も無い


 節約貯金ができる人とできない人の差は、お金の価値を時間軸で捉えているかどうかという点に尽きます。無駄な出費を繰り返す人は、いまの1000円と将来の1000円の価値は同じだと信じているのです。「1000円程度、いつでも取り返すことができる。」と。しかし、お金の価値を時間軸で捉えた場合、無駄にできるお金は1円もないというのが真実です。
 お金の価値を時間軸で捉えている人はお金を上手に使うし、そうでない人は無駄な浪費を繰り返します。将来の資産の差は加速度的に開き、いずれ逆転不可能なレベルまで格差は拡大するのです。1000円はいつでも取り返すことができる金額などではないのです。



祖父がくれた1万1千円


 私の祖父の家は大変遠く、年に1回か2回、顔を合わせる程度でした。小さい頃から祖父の家に行く機会と言えば、盆正月の帰省時と決まっていました。そこは判を押したような田舎で、綺麗な水があり、駄菓子を売る小さな個人商店があり、ノスタルジアがありました。
 帰り際、祖父はいつも私と兄にお小遣いをくれたのですが、その金額が必ず1万1千円でした。封筒には1万円札1枚の他に、千円札1枚が必ず入っているのでした。私はどうして半端な千円札が入っているのか、ずっと不思議で仕方がありませんでした。私はそのことについて何度か祖父を尋ねましたが、その理由は最後まで教えてくれませんでした。
 後で母から聞いた話ですが、「1万円札一枚だと、何か買えば1万円札は崩れて、矢継早に使ってしまうかもしれないが、1万円+千円だと、千円を使っても1万円が丸々残り、その1万円を大切に使うようになる。」という意味が込められていたようです。
 私の結婚式に祖父が出席することはありませんでしたが、兄からのご祝儀袋には10万円と千円札が1枚入っていました。私が1000円という金額に、どれだけの将来価値を乗せられるかは、今後の私の努力次第ですが、私が1000円を大切に思う気持ちは生涯変わることがないでしょう。


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