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「初心者必見!成長株投資の肝!EPS(1株あたり純利益)を理解する!」


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EPSって何だ?EPSの使い方をマスターして、成長株投資のギアを一段上げよう!


 Hi!ヤッホー!こんにちは。kabuiki1989です。
 本日は成長株投資において避けては通れない、EPS(1株あたり純利益)について簡単にまとめたいと思います。
 既に書いてある通り、EPSは1株あたり純利益のことを差します。EPSを使えば、銘柄ごとに妥当な株価を推論することが可能です。なかには数字は苦手という方もいるかもしれませんが、株式投資において数字を見ることは避けては通れません。あらゆる数値を無視して株式投資をするいうことは、地図を見ないで大海原を航海するようなものです。
 まずはEPSについて見てみましょう。EPSは次の式で計算されます。

「EPS=当期純利益÷発行済み株式数」

 問1:当期純利益が1億円で発行済み株式数が200万株の企業のEPSは?
 計算が苦手な方は、電卓を用意してください。答えはEPS=50円ですね。




「株価=EPS×PER 株価とEPSとPERの関係性を理解せよ!」


 さきほどEPSについて簡単に説明したので、実践編として株価とEPSとPERの関係性について見ていきたいと思います。PER(株価収益率)はみなさんもご存知の通り投資家の間で知れ渡っている指標なので、ここでの説明は割愛します。一般的に銘柄の人気度、そして割安、割高の判断をする材料のひとつになる指標と言った理解でよろしいでしょう。
 さて、冒頭で述べた株価とEPSとPERの関係性ですが、以下のようになります。

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 小学校の算数で「速さ、時間、距離」を求めるために、同じような計算をしましたね。速さ、時間、距離の計算はいまどき「ナビアプリ」があるので一生使いませんが、「EPS、PER、株価」を求める計算はあなたの投資家人生を左右します。
 話が逸れますが、小学校の算数始め、義務教育や高校の勉強はひとつの「型(かた)」なので、一生懸命に取り組む必要があります。私も学生時代はある程度勉学に励み、その「型」を磨いてきましたが、学校で習った「型」を生涯大切にして人生を生き抜こうとは微塵も思っていませんでした。10代の頃から直感的に「学校で習う型を極めても社会で勝てないな」と感じていたので、当時の私は将来、「型」を破るために、「型」を磨いてきました。「型」を知りつくして、初めて型破りをできるのです。「型」である義務教育や学校教育を完璧にこなせばこそ、義務教育や学校教育の限界を知ることができるのです。社会人にも大勢いますが、「義務教育や学校教育の洗脳が解けていない人たち」が何故、経済的に成功できないのか、それは「型」を破ることができないからです。経営もしない、投資もしない、副業もしない、キャリアアップのために転職もしない。総中流主義や画一主義を貫こうとする人たちばかりです。「型を信じずに型を磨いてきたストリートワイズな人間」が、「型を信じて型を磨いてきた温室育ちのエリート」を倒すのはいとも簡単なことです。日本の優秀な経営者や投資家は前者に当てはまる人が多く、後者は官僚、公務員、大企業のサラリーマンに多いですね。
 話が脱線しましたが、上記の表で株価とEPSとPERの関係性は理解できたと思います。株価はEPSとPERの掛け算のため、EPSもしくはPERのどちらかが上昇すれば株価は上昇するということを必ず頭に入れておいてください。言い方を変えれば、「株価を押し上げるためには、EPSもしくはPERのどちらかが上昇する必要がある。」ということです。
 そして我々成長株投資家は、企業の将来EPSが上昇することに期待して投資することになるのです。

企業のEPSを見てみよう!成長株投資の肝は将来EPSを予測すること!


 先ほど説明したように、EPSは株価を押し上げるための重要な礎になります。そのため、投資先企業のEPS推移は債権の利子並みにに盤石でなくてはなりません。EPSの推移が不安定な企業を保有しても、成長株投資の土台がそのものが崩れてしまいます。
 では、早速企業のEPSをいくつか見てみましょう。

 7003 三井造船 EPS推移
 2013年 −99.1円
 2014年 518.0円
 2015年 116.3円
 2016年 94.0円 
 2017年 150.9円
 (5年平均) 156.0円

 三井造船はいわゆる景気循環株です。5年平均でEPSを取ると156円ですが、2013年のようなEPSがマイナスの年や2016年のようにEPSが平均を大きく下回る年もあるので、将来EPSの推測が難しくなります。盤石なEPS推移とは言えません。例え2018年のEPSをあらかじめ、五ヶ年平均を下回る100円で低く見積もっていたとしても、蓋を開けて見ると今年の業績は悪いため、EPSは100円にすら届かないでしょう。2018年のEPSを100円で見積もっていたとしたら、大損しているということです。

 6502 東芝 EPS推移
 2013年 3.2円
 2014年 14.2円
 2015年 −8.9円
 2016年 −108.6円 
 2017年 −228.1円
 (5年平均) −65.6円

 みなさんご存知、東芝です。赤字決算企業のEPSです。日本を代表するメーカーの東芝も落ちたものですね。5年平均のEPSがマイナスになっています。2018年以降のEPSを予測するのは非常に難しく、こういった赤字決算の銘柄は投機性が増し、株価も乱高下します。

 9531 東京ガス EPS推移
 2013年 197.6円
 2014年 215.5円
 2015年 195.8円
 2016年 233.4円 
 2017年 115.1円
 (5年平均) 191.5円
 
 東京ガスはEPS推移がほぼヨコヨコで、業績の頭打ち感が強く出ていますが、EPS推移の安定性は三井造船や東芝と比べると段違いです。大きな事業転換をしない限り、今後の成長は見込めませんが、株券の価値は2、3年保有していても大きく落ち込む可能性は低いと言えます。

 では、いままで紹介した三企業のうち、EPSの観点から最も資産性が高いのはどの銘柄でしょうか?
 答えは言うまでもなく、東京ガスです。東京ガスのようにEPSの振れ幅が小さい企業は、将来の株価を推論しやすいと言えます。

 最後にもう1銘柄ご紹介します。

 2013年 120.5円
 2014年 136.2円
 2015年 219.7円
 2016年 250.2円 
 2017年 284.0円
 (5年平均) 202.1円

 7164 全国保証です。
 5年平均EPSは155.3円ですが、こういった企業の場合、将来のEPSを過去の平均から予測すると、企業価値を過小評価してしまうことになります。何故なら、全国保証は成長企業であり、EPSが右肩上がりで伸びているからです。例えば、さきほどの東京ガスの将来EPSはせいぜい200円超えが関の山ですが、全国保証の将来EPSは300円を超え、もっと高くなると私は踏んでいます。本日ご紹介した銘柄のなかで将来的な株価上昇を最も見込めるのは当然、全国保証になります。

まとめ:成長株投資では将来のEPSを予測することが大事!


 投資初心者の方は、EPSについて何となく理解していただけたでしょうか。EPSはあくまでも将来EPSを予測することが大事です。EPSを予測するには、企業の四半期決算を始め、各種IRやニュースに目を通し、企業の成長率(EPS成長率)を自分なりに算出することが必要です。将来のEPSを推論し、片割れのPERの指標を掛け合わせることで初めて妥当な株価を導き出せるのです。
 次回のエントリーではEPSとPERを絡めた適正株価の計算方法についてお話したいと思います。


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