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「なぜ小型株なのか?小型株でポートフォリオを組む」


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大型株ではなく小型株を狙う!


 Hi!ヤッホー!こんにちは。kabuiki1989です。
 成長株投資に取り組むにあたって、狙うべきは小型株です。小型株とは時価総額が小さい銘柄を指します。具体的な話をすると、私は時価総額1,000億未満の銘柄を中心にポートフォリオを組んでいます。なぜ日経平均や日本の経済に大きな影響を与える大型株ではなく、一般的に知られていない企業の小型株を狙うべきなのか説明したいと思います。




小型株のメリット①ビジネスの規模から考える!


 小型株のメリットは第一に今後の成長可能性を見たときに、伸び代があるケースが多いということです。
 以前説明したように成長株投資は未来の企業ファンダメンタルズに期待して銘柄を選定していきます。ここで一つ考えてみてください。時価総額1兆円の多角的ビジネスを展開している大企業と、時価総額1,000億円の単一ビジネスを手がけている中企業、両者が製造業であると仮定して、ヒット商品をひとつ作ったときに業績に与えるインパクトが大きいのはどちらでしょうか?
 答えはもちろん、後者の時価総額1,000億円の単一ビジネスを手がけている中企業です。なぜなら、時価総額1兆円の多角的ビジネスを展開している大企業が、とあるセクションでヒット商品を出したとしても、元々手がけるビジネスの幅が広いため全体としての利益が薄まってしまうからです。日々数字を追っているサラリーマンの方はよくわかると思いますが、成熟してしまった日本の企業が売り上げを20%ずつ増やしていくということは、そうそうあったものではありません。長い大企業ゆえのジレンマがそこには存在します。
 一方で、時価総額1,000億円程度の単一ビジネスを手がけている中規模企業がヒット商品を生み出そうものなら、たちまち業績が20%、50%、ときには数倍と伸びることも決して珍しくありません。業績が大きく伸びれば、マーケットでのインパクトも絶大です。


小型株のメリット②機関投資家、ファンドの投資特性から考える!


 小型株の第二のメリットは機関投資家などファンドが手を出しずらい領域のため、マーケットにおいても比較的ファンダメンタルズ重視の相場形成が成されやすいということです。つまり、ファンダメンタルズ重視の投資家が多く集まる小型株の場合、株価の推移は素直なチャートに収束しやすく、その性格を掴みやすいのです。
 逆に大型株は投機的な値動きになりやすいため、揺さぶりも厳しくどっしりと腰を吸えるような成長株投資には不向きと言えます。ここまで小型株のメリットをご紹介してきましたが、こんな美味しい小型株をなぜ機関投資家は大々的に買わないのでしょうか?それは簡単な話で、小型株の板は春先の氷のように薄く、莫大な資金力を誇る機関投資家が買い向かえば自分たちの指値でたちまち暴騰し、逆に売ろうものなら一瞬で大暴落するからです。まるで蛇が自分の尻尾を食らうようなジレンマに陥ってしまうのです。そのような理由でほとんどの機関投資家は小型株に手を出せないのです。
 また、機関投資家は個人投資家と違って顧客に説明責任があるので、顧客に説明しやすい銘柄を選ぶ傾向にあります。多くの投資信託のポートフォリオに組み込まれている銘柄が、日経平均を代表するような大型株で組成されていることは珍しいことではありません。

サラリーマン投資家こそ大型株ではなく、小型株を買おう!


 以上の理由から私は小型株を中心に狙っています。機関投資家が情報と資金力と心理作戦をフル活用してぶつかり合う大型株の戦場で戦うより、ブルーオーシャンの小型株でのんびりと戦うのが個人投資家にとって賢い投資戦略と言えます。投資初心者がファンダメンタルズに着目した投資戦略を立てるとき、小型株は何かと都合がいいのです。
 余談ですが大型株に投資するより、小型株を手がけてそのビジネスの成長を見守る方が個人的に好きです。時価総額が数百億円だった企業が花開き、どんどん成長していくのを応援していくのは小型株を手がける醍醐味のひとつです。マーケットにおいて、小型株を選んで投資することは低金利で銀行などにお金を預けるより、社会へ貢献していると心の底から思えます。


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